西岡議長案で合意するには至りませんでしたが、参議院選挙制度改革に強いリーダーシップを発揮されました。 こうした先達と比べ、伊達忠一君は見る影もありません。代表者会議において用意された発言案を読み上げ、一方的に席を立つという、およそ議長とは思えない所作が続きました。このような議長の下で、参議院の権威を保ち、円滑な議事を行うことは不可能であります。
最終的に西岡議長案で合意するには至りませんでしたが、投票価値の平等性を高めるために強いリーダーシップを発揮されました。 残念ながら、伊達議長には、このお二人のような気概は全く見られませんし、実際、紙を読み上げるだけで一方的に席を立つという、およそ議長の振る舞いとは思えない態度に終始されました。結局、伊達議長のなさったことは、議院運営委員会と倫理選挙特別委員会への単なる丸投げだったのであります。
西岡議長が選挙制度改革に取り組んでいた当時は一票の格差が五倍あり、訴訟判決は違憲状態、いよいよ最高裁で違憲判決が出るのではという危機感がありました。そこで議長は有識者やメディアの論説委員に意見を求め、現行憲法で各県代表を維持する方法をまずは模索しました。議長の地元長崎県も佐賀県との合区案があり、合区対象の県民の気持ちをよく理解していたからです。
○岡田(直)参議院議員 今回の法案提出者の中には、当時の西岡議長が主宰しておられた選挙制度改革検討会のメンバーはおりません。 ただ、先生御提出になったこの資料と同様の、「参議院選挙制度の見直しについて(参考案)」という、比例の議員を九十六人から八十二人に減員をして、選挙区百五十、それで十一ブロック、この案については、概要を承知してございます。
○亀井委員 西岡議長は、議長として、一つの政党に偏らず、いろいろな政党の案を入れながらこの一つの案をつくっていったわけですけれども、こういうのを抜本改革というと思います。 憲法改正が間に合わないのであれば、当時の西岡議長のように、なぜ抜本改革に取り組まないのでしょうか。 そして、私が見る限り、余り改革をやる気がないとしか思えません。
抜本改革についてですけれども、一つの例として、かつて西岡議長がつくられていた案をきょうは参考資料として提出をしました。 西岡議長は、もともと長崎選出、参議院のときには比例代表であられましたけれども、長崎県の御出身で、当時、合区で長崎、佐賀の合区案というのもありました。
この大ブロック制は、かつて参議院の西岡議長が提案したものでもあります。以下に三つ理由を挙げます。 理由の一つ目は、一票の較差を是正するためです。最高裁の度重なる一票の較差への違憲状態判決を重たく受け止めなければいけないと考えますが、大ブロック制であれば劇的に一票の較差を解消できるからです。平成二十四年判決、平成二十六年判決とも違憲状態かつ都道府県単位の選挙区見直しと断じています。
ここで先生は憲法改正を前提としてのA案とかを提案されていらっしゃるわけですけれども、もし、現行憲法を遵守するという前提で先生はB案を提案されていますけれども、ここでその選択肢の一つとして、かつての西岡議長が提案されたような、また、今、竹中先生が提案されたのもまさにかつて西岡議長が提案されたようなものだと思うんですけれども、大ブロック制、この大ブロック制というのは、一票の較差とともに、中小とか小さい、
こういう様々なことを考えまして、比例区を廃止をして、選挙区を広く取って方面ごとの大ブロック制のような、かつての今は亡き西岡議長が提案されたような、そういう単記式のそういう選挙制度がいいんじゃないかというふうに考えています。これであれば、中小の政党でも、また無所属の個人でも当選の可能性が出てくるわけなんです。
参院において二〇一〇年秋より行われてきた各党による協議で、我が党は、選挙制度を考える上で最も重要なことは、多様な民意を正確に議席に反映させることであるとの基本的見地に立ち、当時西岡議長が当初提案した総定数維持、ブロックごとの比例代表制をたたき台として議論すべきと提案し、各党の合意を形成する努力を続けてきました。
総定数を維持し、ブロックごとの比例代表制によって格差是正を実現しようという西岡議長の当初案は、重要な提案だと考えております。 発議者の方にお尋ねしますが、最高裁の判決にある都道府県単位の選挙区選挙の仕組みの見直しは、ブロック単位のこのような比例代表で行う、西岡私案などは当然そのたたき台としてなり得るのではないのか、このように考えますが、いかがでしょうか。
我が党は、選挙制度を考える上で最も重要なことは、多様な民意を議席に正確に反映させることであるとの基本的立場に立って、西岡議長が当初提示した総定数維持、ブロックごとの比例代表制をたたき台にして議論することを提案し、各党の合意を形成する努力を行ってまいりました。
その上で、当時の西岡議長の提示した当初案は、総定数を維持し、ブロックごとの比例代表制によって較差是正を実現しようとするもので、これをたたき台として議論することを提案をしてきました。協議が合意に至らず、今日の事態を生み出していることは極めて残念であります。 憲法第四十三条に、「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。」と明記されているように、国会議員は全国民の代表です。
その上で、総定数を維持し、ブロックごとの比例代表制によって較差是正を実現しようとする当時の西岡議長案をたたき台として、各党の合意が形成されるよう努力をしてまいりました。
そのときに西岡議長は、各県の代表、つまり地域代表という位置付けを残せないかといろいろお考えになって、アメリカで各州で二人代表がいるように県代表を残せないかと考えたのですけれども、アメリカは連邦制を取っているので、人口に関係なく各州が同等であると。
西岡議長の下でつくられたブロック案が、恐らくはこれがベースになる改革案であるというふうに私も思います。昨年の最高裁判所の判決では、都道府県別及び非拘束名簿式比例代表制の下での選挙制度ではもはや限界だという指摘を受けているはずです。であるならば、この最高裁の判例に従った格好での選挙制度の改革をされた方がよろしい、これが一つのポイント。
加藤一彦先生、一票の格差で、ブロック制を肯定、最高裁の判決をおおむね、あれを肯定されているようでございますけれども、私申し上げたいのは、ブロック制、私の選挙区ですね、西岡議長の提案では二千五百万の有権者になります。二千五百万の有権者に一体どうやって個々の国会議員の資質を見ていただけるのか。
実は、昨年度におきましてもこの二つを切り離した、それに対して当時の西岡議長が相当な疑義を申し上げまして、こういうことは二度とないようにということを言われたんですね。私は、今年の予算案の審議、公債特例法案の審議の際にはまだ与党民主党におりましたけれども、私の記憶では、民主党の中でも切り離すのはおかしいじゃないかと、参議院の中ではそんな声が随分たくさん聞こえていた。
○穀田委員 今もありましたように、歴史的なという意味がありましたが、当時、西岡議長は、総定数については、国際比較の資料を示して、議員定数は世界的に見ても多くないと発言したことは、私も重要だと思っていますし、記憶に新しいところであります。 ところが、ことしの七月、突然、座長の一川さんのもとで私案が示されて、各党が合意に至らないまま、協議が一方的に打ち切られました。
二〇一〇年十二月二十二日、当時の西岡議長は、制度見直しについて、たたき台、試案を提示しました。その柱は、総数二百四十二とする、要するに削減はしないということ、全国九ブロック単位の比例代表制というものでした。これに対し、我が党は検討に値すると述べ、なおかつ、多数の会派がこれをたたき台とすべきだと主張した。 これは協議の経過であって事実だと思いますが、異存ありませんね。簡単に。
西岡議長が試案を提出されたということは、一つのハウスの長として初めて具体的な数あるいは具体的な区割りを示して案を提出されたということで、本当にこれは歴史的な提案だったというふうに思います。そして、これを一つのスタート台として、参議院で協議会を十一回開きまして、議論をやってまいりました。
これは、故西岡議長の全国九ブロックの大選挙区、また総定数を二百という、この案を十分踏まえて提案させていただきました。 また、その一票の較差を平等にするということも当然でありますけれども、もちろん政党制を前提として、より人物を重視した選挙にすることが大事である。
この下で、二〇一〇年十二月以来、議長と各派代表者による選挙制度改革検討会の下で協議が行われ、当時の西岡議長から、総定数を削減せず、全国十一ブロック比例代表制の案が提案され、多数の会派がこれをたたき台とすべきだと主張しました。 ところが、本年七月の協議会で一川座長から四増四減案が示され、各党合意に至らないまま、八月二十八日、座長私案を元にした本法案が民主、自民両党から提出されたのであります。
前の西岡議長さんがそういうような案を一遍提示されたということもあって、それから、自民党の方からは当面の対応としては八増十二減とか、そういう考え方も出されておりました。
そういう中で、参議院が総理に問責決議を出したからやめなければいけないということは私はないと思いますし、参議院の前議長の西岡議長はそのことを明言しておられました。そこは、憲法上も、私の言っていることが恐らく、恐らくといいますか、それ以外の解釈というのはないんだろうと思います。
残念ながら、あのときの協議会も形式的なものに終わってしまいましたけれども、西岡議長のおっしゃっていたことを私よく記憶をいたしておりまして、やはり二院制の在り方とこの両院協議会の在り方というのは急いで議論をしていただきたいと思います。 以上でございます。
私からも冒頭、心からお悔やみを申し上げますとともに、西岡議長が果たされてきたこれまでの職責、そして参議院の改革に懸ける意欲、そういったものを残された私どもがしっかりと引き継ぎ、改革を実施していかなければならない、その決意をまずここにお集いの与野党の先生方にもお訴えをさせていただきたいと存じます。 本日、私、この復興特別委員会では初めて質問させていただきます。
西岡議長の御逝去に際しまして、長年にわたる御功労に敬意を表しますとともに、心から御冥福をお祈り申し上げます。 さて、この間、野田政権になりまして、消費税増税、原発輸出、武器輸出三原則の見直しや南スーダンPKOなど、震災がなかったかのような言動が続いています。政府が復興を最優先に考えているのか、国民の更なる政治不信を招かないのか、強く危惧しているところでございます。
総理は、答弁に立たれるとき、いつも国旗に丁寧に礼をされてから、その後西岡議長に礼をされて演壇に向かわれる。答弁が終わられた後もまた国旗に再び礼をしてから着席をされる。これはどういうお考えによるものでしょうか。
本院の西岡議長もおっしゃったとおりであります。 我々野党は、自民党、公明党を始めとして、野党八党全党一致で、直面している我が国の国難を一刻も早く乗り切るために与党である民主党に協力すると言っております。結局は、あなたも口先だけで「正心誠意」という重みのある言葉を弄んでいるだけだったのです。
予算本体は参議院の方に、民主党でおられます西岡議長も大反発をされまして、民主党の横暴じゃないかということで、三月一日に参議院に送付されたわけでありますが、西岡議長の自らの御判断で一日その受理を遅らせて、そして三月二日に参議院で受け付けたという経緯もあったわけでございます。 そもそも、この特例公債法案を予算本体から切り離すという尋常でない国会運営、これはなぜされたのか、菅総理にお伺いいたします。
参議院の西岡議長もメンバーでありました。最終的な結論を出すときに私と西岡議長は反対をしましたけれども、その検討委員会の出した結論は地元の同意を得て開門調査をしていこうということでありました。そういう意味では、それは強く生きていると思うんですね。 地元の同意なくして開門することがないようにこれ求めたいと思いますが、いかがでございましょうか。